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鉄骨住宅の工法の違い

様々な家のイメージ

鉄骨住宅の工法

住宅は一見するとわかりませんが、さまざまな工法を駆使して建てられています。納得した住宅づくりを実現するためには、これらの工法についての知識をきちんと把握しておく必要があるでしょう。

基本的に、工法とは住宅の骨組みをつくる方法のこと。例えば鉄骨であれば, 軽量鉄骨や重量鉄骨などの材料を使って骨組みを構成しており、住宅そのものの重量も重くなる傾向にあります。

近年では、さまざまな技術が進歩しており、設計や仕様などによって軽量鉄骨であっても、重量鉄骨と引けをとらない性能を持たせることも可能です。

工法によって、さまざまな特徴をもっているので、最適な技術を我が家に使うことができます。それでは、鉄骨住宅で用いられることが多い工法についてくわしく解説していきましょう。

鉄骨軸組(ブレース工法)

木造住宅づくりで用いられる木造軸組工法と同じ構造をした工法です。骨組みは柱や梁で構成されており、筋交い(すじかい)を入れることでより強度を持たせることができます。鉄骨住宅の工法としては、もっともスタンダードなものになります。

この工法で得られるメリットとしては、鉄骨の性能を安定して発揮することができます。その顕著なポイントは耐震性能。鉄骨住宅を建てるときに耐震性を重視したい、というのであればこの鉄骨軸組(ブレース工法)がオススメです。

また、ある程度の短い工期で施行ができることも大きな特徴のひとつ。

デメリットとしては、鉄骨の性質がそのまま建物に反映されるため、熱伝導率が高く、断熱性が低いことが挙げられます。そのため、断熱性を高めるための工夫をしなければならないでしょう。

ラーメン工法

柱と梁の部分を剛接合(溶接)することで、部位を完全に固定する工法です。頑強な建物になりやすく、筋交い(すじかい)の必要がありません。そのため、比較的大きな間口を設けることができます。

基本的に枠で建物を構成しているので、壁を取り除いても内部が崩れる心配がなく、リフォームや間取りの変更がしやすくなります。構造自体はシンプルで、組み立ての精度が高く、工期が短くすむというメリットがあります。

また、鉄骨の品質も均一で引き出すことができる工法です。

デメリットを挙げるとすれば、建物の室内に柱や梁が張り出してしまうこと。部屋によっては空間にでこぼこが発生してしまうことがあります。

ユニット工法(プレハブ工法)

現場で大工や職人が材料の加工をするのではなく、あらかじめ工場で柱や壁,床などに使用する材料から加工して、現場に搬入し、現場で組み立てる工法のことです。この工法で使われる材料として多いのは、軽量鉄骨がほとんどだといわれています。

特徴としては、主要な部位はあらかじめ工場で加工することで、現場の職人たちの経験や技術力に左右されることなく、品質の安定した住まいを手がけることができます。現場では天候によって工期が左右されてしまうことも珍しいことではありません。

しかし、基本的な部位はすでに工場で加工しているので、工期そのものを短縮化することもできます。コストも安価に抑えることができるのもメリットのひとつです。

スチールフレーミング工法

世界においてトップクラスの防サビ処理技術をもっているとされている日本のハウスメーカー・高炉メーカーが製造した、鉄骨材スチールフレーミングを使用している工法です。鉄骨材そのものが、防サビ性能に優れている亜鉛メッキ鋼板から製造されており、高い耐久力を長期間維持することができます。

その強度は木造住宅で使われるツーバイフォーの約3倍ともいわれており、経年変化の影響をあまり受けないスチールを使っているため、ねじれ、反り、割れといった現象が生じることもあまりありません。