ペットとの暮らしを重視した住宅には、ドッグランやキャットタワーの設置など、高いデザイン性が求められます。
広さが限られている中でペットが自由に走り回れるスペースを確保するには、上下の動きも活かせる空間設計がカギに。
ここでは、高いデザイン性を実現できる鉄骨住宅づくりの中でも、ペットの暮らしやすさを第一に考えられた住宅の施工事例を紹介します。
1階に両親、2階にOさんご夫婦が住む二世帯住宅。なかでも2階は、愛猫も暮らしやすいペット対応設計になっています。
各部屋に猫専用のドアを備え付け、自由に歩き回れるように工夫。以前の家で室内飼いにしていた時には運動量が少なかったというOさんご夫婦の猫ちゃん。現在の住まいでは運動量が自然と増え、毛づやが良くなったそうです。
猫ちゃんだけでなく、ご両親の将来的なことも考えてバリアフリー対応に。広い廊下やトイレ、わずかな力で開閉できる引き戸式のクローゼットなど、車いすでも使いやすい設計を取り入れています。親世帯・子世帯のプライベート空間を分けるために、2階へは玄関脇の階段から登って移動できる設計に。また共用のスペースとして書庫も備えています。大量の本を収納できるように床を補強。床が抜けるのを防いでいます。また読書室としても使えるように、椅子を置いても窮屈さを感じさせない約3.5帖のスペースを確保しました。
外観や1階部分や階段など、一部をタイル張りに。南スペイン風の門柱には、猫をモチーフに作ったオリジナル表札がつけられており、さり気なく猫好きをアピールしています。
●施工会社:サンヨーホームズ
楽器演奏やハワイのリゾートホテル風のつくりなど、家主のこだわりをとことん詰め込んだ住宅。なかでも最もこだわったのが、愛犬との時間を大切にできる設計なのだそうです。
モノトーンを基調としたモダンなデザインが、リゾートホテルのようなスタイリッシュな空間を生んでいます。
1階にはドッグランを設置。2匹の愛犬が、いつでも自由に走り回れます。足下のタイルは、色合いの美しさだけでなく犬の抜け毛をラクに掃除できる機能性から選択したもの。同じく1階には、奥様の趣味である楽器演奏を楽しむための防音室も備えました。ほかにもビルトインガレージや主寝室なども1階に集めており、LDKなど生活の大半を過ごす部屋は2階にまとめています。
2階のLDKは広いバルコニーと接していて、繋げることでホームパーティー会場に。バルコニーからは近くの公園も見え、ロケーションにも優れています。
客人に出来立ての料理を提供することシーンも想定して、アイランドキッチンを採用。木目調で彩られたデザイン性の高いキッチンが空間のアクセントとなり、モノトーンの中にメリハリをつけています。キッチンが常に片付くように、冷蔵庫や調理家電などは奥の食品庫に収納。生活感を感じさせない、スッキリとしたコーディネートです。
●施工会社:ダイワハウス
「モダンインテリアな空間と、愛犬たちと快適に過ごせる住まい」を目指して設計されたMさん宅。柔らかみのある曲線を描いた壁面と木調のデザインルーバーがアクセントになった、個性的なデザインの外観が魅力的なご自宅です。
愛犬たちが過ごす1階は質感やメンテナンス性を考慮して、大理石調床材を使用しています。また、すぐ散歩に行けるようにリードフックを設置。バックヤードには足洗い場を設けるなど、生活シーンに合わせて住まいの機能性を高めています。
室内は太陽の柔らかい光を部屋中に拡散させる白色を基調に、開放的なリビング、スタイリッシュなダイニングを実現。壁は優しく弧を描いているのが特徴で、高い天井と相まって伸びやかさを感じられる空間となっています。ダイニングとリビングの間はスリット格子によって開放感を演出。壁側には鏡を設置しており、鏡越しに視線を庭へと届くようにすることで奥行きをつくり出しています。
リビング前には芝生が敷き詰められた庭を用意。外壁のデザインと曲線の庭が一体感を演出しています。玄関近くにはテーブルやイスを設置。愛犬たちが走りまわる姿を見ながらお茶を楽しめる住宅です。
●施工会社:サンヨーホームズ
8匹の猫ちゃん、さらにワンちゃんとヤギとも暮らす大の動物好きご夫婦が建てたのは、2階・3階に猫専用スペースを設けた住宅。人と猫の住環境をわける際、獣医師から猫のテリトリースペースについてアドバイスを受けて、縦方向に広がる空間を作ったそうです。
階段と吹き抜けを活用して、ステップ・キャットウォークなど猫ちゃんが元気に遊びまわったりリラックスしたりするための空間を設けました。高さがあることで、ひとつの空間に複数の猫ちゃんが集まっていても視線が合わないので、ストレスが溜まるのを防げるそう。
洗面台も2階に設けているので、掃除やエサやりの後片付けがスムーズに行えます。猫専用スペースとは別に、3階のキャットルームは猫と人が一緒にくつろげるようにスペースを確保。ご主人は、ソファーに座って猫ちゃんと一緒にテレビを見るひとときに癒されているそうです。
メインとなる生活空間は、1階にリビングを確保。ソファーでくつろぎながら庭のワンちゃんやヤギの様子を観察することもでき、猫ちゃんと少し離れて自分だけの時間を大切にできるくつろぎの空間です。
キッチンは、1階全体が見渡せるようにフルオープンスタイルを採用。コンロはIHにすることで、手入れの手軽さと見た目の美しさの両方を兼ね備えている、奥様自慢のキッチンになりました。
●施工会社:トヨタホーム
猫ちゃん・ワンちゃんを室内で多頭飼いしているお宅では、ストレスを溜めないように猫ちゃんごとのテリトリーを守ることが大切です。
しかし部屋の広さには限りがあり、設計力でカバーする必要も。猫ちゃんのための設計を考えるのであれば、高さを活かしてキャットタワーやキャットウォークを設置するために、柱・梁の数を調整できる鉄骨住宅が向いているでしょう。デザインの自由度が高い工法で、必要な広さや欲しい機能に合わせた設計が可能です。
はじめての家から趣味を活かした家まで大手と違い自由設計なのにこの安さを実現
施工価格/坪 | 51.4万円~ |
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軽量or重量 | 軽量鉄骨と重量鉄骨 |
自由設計 | 可能 |
外観のデザインは6つの企画から提案。軽量鉄骨ながらも長寿命な住宅づくりを提案
施工価格/坪 | 65万円~ |
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軽量or重量 | 軽量鉄骨 |
自由設計 | 可能 |
戸建住宅だけでなく賃貸用の集合住宅まで埼玉県越谷市地域密着の実績ある
施工価格/坪 | 74万円~ |
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軽量or重量 | 不明 |
自由設計 | 不明 |